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——「素朴かつ贅沢」に生きる——

人の生涯をかえりみると、食・住に半分以上の時間を費やしていることがわかります。
激しい流動性の現代生活において、旅の機会が多い人に、快適かつ安全な食・住の環境の確保は最も重要な生活の智慧と言えます。

より物質的・経済的な色合いが濃くなりつつある世の中で、「素朴かつ贅沢」をコンセプトに、2009年10月、イギリスのロンドンにORGANIC VEGAN JAPANESE RESTAURANT「いただき繕」がオープンしました。 そして2011年10月スコットランドのオーバンに2号店、3号店として2012年12月に札幌の円山に、そして、2013年8月に4号店が東京の保谷で始まりました。
特に東京保谷店は、食・住一体の最善の環境の提供をモットーにしたレストランです。

さらに、北海道の美深にある農園施設、福井の越廼村の古民家施設、スコットランドにある山菜農園とB&B施設など、農哲学院の関連施設と連携をとりながら、広く皆様にご利用いただけるよう準備を整えてきました。
今後、このネットワークは、日本の札幌、大阪、名古屋、そして海外ではアイランドのベントリ、スペインのロンーダに拡大されます。

多くの方が「いただき繕」及び「農哲学院」の各地の施設をご利用いただき、私たちと共に一時の「素朴かつ贅沢」を堪能していただけることを願います。

                           



~いただき繕とは~

今は形骸しつつありますが、遠い昔から東アジアの文化には、食事という行為を他の生命をいただける恐れと申し訳ない心情(謙虚)で受け止めたすばらしい伝統がありました。

それは東アジアの文化に限らず、すべての文化に存在したはずの普遍的価値です。 たまたま東アジアの文化に濃く顕われた現象といえるでしょう。 「いただき繕」は、長い時間、東アジアの先人たちが育てきた生活の智慧を現代の生活に応用する実践と言えます。
現在、人の死亡原因の65%は、食生活からくる生活習慣病と言われます。WHO(世界保健機構)は、世界中の健康で長寿の地域を調査して、健康長寿のためには、その地域の伝統的な食生活を守っていくことが大切だと報告しています。

「食事の乱れは、魂の乱れの始まりである」

「魂の汚れが進むと体の汚れ(病気)が始まる」

食べ物という”いのち”を、ただ「体を稼働させるエネルギー」あるいは「欲求を満たすモノ」とする考えから心身の歪み(病気)が始まる、故に壊れてしまった心身を整えるには、まず自分自身を生かしてくれる”いのち”を粗末に扱わないことから始まらないといけない、という先人の戒めです。

こうした先人たちの智慧の教えに基づき、他の生命(食物)をいただいて、欠けたところがないように心身を整える、心身の弱いところを強くする、心身の壊れた部分を治す行いを「いただき繕」と言います。

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各地のレストランでは、食という命を通し、人間が本来持っている調和のとれた心身になっていただけるよう、お客様の生活のサポートを心がけ、動物性食品・乳製品・砂糖などの精製調味料・添加物を一切使用しないオーガニック・ヴィーガンレストランとしてご好評いただいております。
 
自然豊かな美深町で採れた野菜、スコットランドの海藻や山菜、熟成手作り味噌などを中心に、安心安全な自然の恵み、素材を活かした調和の美味しさをご堪能ください。


|  農哲学院 Academy of Agro-Philosophy | ㈱マンナネワールド |
 
 
 
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